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風水師としての考え方
講座を受講の皆さんの中には、風水師になろうとする方も多いと思います。
それでは、風水師とは、何を以って風水師と名乗るのでしょうか?
誰かに師事したからなのか?
風水の看法を覚えたからか?
どこかの講習を受けたからなのか?
自分で出来ると確信したからなのか?
古典を多く読んだからなのか?
占術会は、私はあまり知りませんが、聞くところによると、ドロドロしているようです。
自分の教えた物で、自分より成功しそうな人を潰そうとしたり、講習のみで風水師と名乗り人を惑わしたり、台湾や香港で売っている人の書いた本をそのまま教えて、自分は実践する力が無いなど、様々な人が居るようです。

私が考えるに、風水師と名乗る方々には、三種類の人種がいるようです。
@師事して、理論と実践を学び、実践を繰り返し、看法を確かめる実践派の人。
A師事して、理論や古典を学び、それを深く広く掘り下げようとする学者タイプ。
B師事もしなくて、本や講習会でつまみ食いを繰り返して、実践的な力も理論的な力も無い、どうしようももないタイプ。
どれが良いか悪いかは、習う人が決めれば良い事でしょう。

「師」とは、技術を極めた人であり、実践無き所に、「師」という名はつかないでしょう。

風水師とは、地理を読む人であり、出来る事と出来ない事を自分で解かっている人であり、人と約束した事を守る人であり、効果を出せる人であります。
その中で一番大切なのは、人との約束を守れる、人として基本的な人格を形成している事が一番です。
これは、何を仕事にしようが、社会人として当たり前の事なので、殊更、ここで書くよう件では無いのですが、これが一番大切なので、あえて書きました。
人ですから、間違いがあるのは当然でありますが、その間違いを故意で行ったのでは、これは話が違ってきます。
いくら人格の高い人に師事しても、その人自身の人格が低ければ、それは、虎の威を借りる狐と化してしまいます。
風水の勉強はとても大切で、怠ってはいけませんが、同時に人としての人格向上を目指さないと、通常の仕事も出来ませんが、風水師としては話になりません。
風水師でお客様と契約を交わす事はほとんどと言っていいほど、通常はありません。
これは、互いに信頼関係の中で約束を守るという事が大前提になっているからです。
もし、風水師がお客様と契約書を交わさなければならないとすれば、それは、自己保身であり、何かあった時の逃げ道を作っている事になります。
つまり、お客様を信頼していない事であり、自分の風水師としての腕に自信が無い現われであります。
私の講座を習っている皆様が、私に受講料を払うのは、当然として、風水を教えてもらえると確信しているからだと思います。私も風水を教えるという考えで皆様方から受講料を頂いております。
これが、私が風水を教えなかったら、これは約束を破った事になるのは当然であります。
基礎講座、中級Tとテキストを書いて来ましたが、毎月20日に送ると約束したなら、20日に送るのが当たり前であり、20日を一日でも遅れれば、私が約束を破った事になるのも当然の事になります。
中級の11回目の時に私は約束を一度破ってしまいました。20日に発送するはずが、21日に発送してしまったのです。
たかが一日と考える方もおいででしょう。されど一日であります。
約束を破った事になります。
これが一か月遅れましたでは、話になりません。
この場合は、約束を破ったレベルではなく、詐欺に値するものとなってしまいます。
これは、お客様との間で、絶対に細心の注意を払わなくてはいけない要件となります。
私は、講座のテキストが遅れそうな場合は、お客様からの仕事を断る場合があります。大体の場合が、理由を言えば、時間が空くまで待ってますのでという事になり、仕事を依頼される場合がほとんどで、それで鑑定依頼を辞めますというお客様は実際にはいませんでしたが、もし、それでお客様が依頼を取り止めても、これはこれで仕方の無い事なのです。
それは、皆様との約束だからです。
お客様に対しても同じスタンスで行っております。
だから、20年もの間、お客様とのトラブルも一回もなく、地元のお客様とも長い間付き合ってこれたのです。
地方で行う場合は、地元のお客様に信頼されないと、風水師という職業上、始まは斜めから見られる場合が多いので、それは、私だけの問題ではなく、家族や親戚までにも迷惑を掛ける事になってしまいます。
都会で行う場合も、同じスタンスで行ってほしいのです。都会だからなおさら気をつけて行って頂きたいと云った方かも良いかもしれません。都会のお客様も多くいますが、長い付き合いになる場合がほとんどであり、20年来のお客様も多くいらっしゃいます。
人の守る事に都会も田舎もないのです。
みなさんの周りを見て頂くと解かると思いますが、時間を守れない人は、お金にもルーズであることがほとんどです。時間とお金は連動していますから、当然の事なのです。
養成講座では、風水はもちろんの事、風水師を目指す人が対象となるのですから、玄空學の基礎となる老子の「道徳経」と朱子の「理氣」の部分は欠かせない項目になります。
無為自然と老子は言いましたが、人との約束を守らないような事は一言も言っておりません。
自由と我儘を混在もしていません。
これが、第一義となります。
養成講座の場合は、第十義まで守って頂きたいものがありますが、ここでは、第一義のみにしておきます。
養成講座は、風水師に成って頂く講座ですから、終わりが無いような講座になるかも知れません。
私も当たり前ですが、まだまだ勉強を続けておりますので、ご自身で生涯勉強を続ける覚悟がある方のみが対象となります。
その為、私の勉強してきた事はもちろんの事、実践で培ってきたものも、全て、本当に全てお教えします。
私の墓の場所を選定し、実際に建てられるほどにお教えしますので、習う方にも、それなりの覚悟が必要です。

 

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